珠衣「をみなへし」＋名古屋帯「ひかりの丘」

女郎花（をみなへし）は佐紀という地名にかかる枕詞ですが、美しい女性を表す花として万葉集では詠われています。きものは「をみなへし」の花が咲き乱れる秋の野に、藤袴、桔梗などの花が所々でのぞいている様を表現しました。

帯「ひかりの丘」は宮沢賢治の「十力の金剛石」という物語をテーマにつくりましたが、登場する植物はリンドウ、センブリ、ノバラの実など、こちらも秋の野を飾る植物たちです。

帯の透き通るようなブルーと、きものの色味が美しく響き合います。

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ひかりの丘 ひかりの丘 ひかりの丘　前部分（関東巻） ひかりの丘　前部分（関西巻） 宮沢賢治の作品に「虹の絵の具皿(十力の金剛石)」というお話しがあります。王子と大臣の子が虹…

きものについてもっと詳しく

をみなへし をみなへし 枕詞の「をみなへし」は地名の「佐紀」にかかります。また、「咲く」を導く序詞としても使われます。匂うように美しい様から、美しい女性を表す花として歌の…