珠衣「わたのそこ」+名古屋帯「天の火」

珠衣「わたのそこ」+名古屋帯「天の火」
珠衣「わたのそこ」+名古屋帯「天の火」

きものは深い海の「碧」の世界を表現したものです。

帯「天の火」は万葉歌をテーマにしたもので、一見、何の柄なのか解りませんが、歌の内容を理解するとストンと腑に落ちる面白さがあります。とりよろふはそういう意匠を大切にしています。炎は歌人のやりきれぬ激しい感情を表しますが、それを鎮める何か救いとなるものはないかしらと、あれこれきものや小物を考える楽しさがある帯です。

ここでは水のイメージで火を抑えてみました。きものの深い碧に炎の弁柄や緋色が良く映えます。

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