雨模様

雨模様
雨模様
雨雲
雨雲

ひさかたの 雨は降りしく 思ふ子が 宿に今夜は 明かして行かむ
大伴家持(6-1040)


空をこめて雨は降りつぎます。それも一興、恋しい子の家に今夜は夜を明かしていきましょう

万葉集にはたくさんの雨の歌があります。
小雨、春雨、時雨、、万葉人はいろいろな雨に自分の想いをのせていますが、この歌は雨が降る続くことを口実に、このまま恋しい人の家で夜を明かしてしまおうと、ポジティブに考えるところが楽しいですね。
雲の層をグレーのモノトーンで横ぼかしに表現し、雨の雫をリズミカルに配置しました。

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