生命の樹-エデンの園

旧約聖書の「創世記」によれば、楽園「エデンの園」には囲があり、美しい花が咲き乱れ、あらゆる木には豊かな果実がみのっています。
そして、その中央には永遠の生命が与えられる「生命の樹」と、善悪を知る「知恵の樹」の二樹が植えられています。
神はアダムとイヴに知恵の樹の果実を食べることを禁じますが、蛇の誘惑で二人は果実を食べてしまいます。

エデンの園
エデンの園 Lucas Cranach the Elder [Public domain], via Wikimedia Commons

神は禁を破った二人を楽園より追放し、「生命の樹への道」を守るため、エデンの園の東に炎の剣をもった天使を置きますが、それは生命の樹の果実を食べると永遠の生命が得られてしまうからです。
楽園を失った人間には寿命が定められ、生きるために労働し、また、子を生むために苦しまなくてはならなくなったということです。

エデンの園は恵みにあふれ、人は決して飢えることなく、猛獣も肉を食べず、食物連鎖も生存競争もない平和な世界でした。
中央にそびえる「生命の樹」は、きっとエデンのシンボルだったに違いありません。

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