月宿る
月は満ち欠けをくり返しながら、毎夜、西から東へ移動します。満月は夜中の12時に南中(真南に来る)しますが、翌日は同じ時間に少し欠けて東に移動するといった具合です。このように、月がその夜の座を占めることを「月宿る」といいます。※例えば、「今夜はどの辺りに月宿るであろうか…」みたいな感じです。
この帯はそんな月宿るイメージをデザイン化したものです。前はシンプルに月の満ち欠けだけのデザインですが、淡い暈し染めがそれを引き立てています。お太鼓は、すすき野でうさぎがお月見をしている様子を表現しています。
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