尾花に白露

尾花に白露
尾花に白露
尾花に白露 前部分
尾花に白露 前部分
ススキ
ススキ

わが屋戸の 草花(おばな)が上の 白露を 消たずに玉に 貫くものにがも
大伴家持(8-1572)


わが家の尾花の上の白露。それを消さないで真珠のネックレスにしたいものだ

秋も深まると、朝方ススキの葉の上に白露がきらきら輝く光景を目にします。すぐに消えてしまう白露は「はかなさ」の象徴。徐々に冷え込みを増す秋の早朝は人を感傷的にさせます。輝く白露を真珠に見立て、ネックレスにしたいと思う家持は大変ロマンチストだと思います。
帯では真珠のだけではなくていろいろな宝石もちりばめてみました。

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