珠衣「わたのそこ」+名古屋帯「やまなし」
きものは深い海の「碧」の世界を表現したものです。
帯「やまなし」は宮沢賢治の物語「やまなし」をテーマにしたもので、お太鼓では陽の光でキラキラ揺れ動く五月の小川の光の網の様子を表現しています。大中小のドット地紋が水の中の世界をイメージさせます。
きものと帯はどちらも水のイメージを持ち相性が良いかと思います。きものの深い地色に帯の明るさが映えます。
やまなし
やまなし やまなし 前部分(関東巻) やまなし 前部分(関西巻) 宮沢賢治が描いた美しい谷川の底での物語「やまなし」をテーマにした帯です。やまなしはヤマリンゴ、…
海の底(わたのそこ)
海の底 「わたのそこ」は「沖」、「奥」に掛る枕詞です。深海の底にわずかな光が届いた、深い「碧」の世界を表現しました。
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