珠衣「はるがすみ」+名古屋帯「椿」
きものは新緑が朧に霞むイメージです。いくつもの色の層が横段暈かしに重なり、所々に抑えめな薄い浅葱色がアクセントとして入って、全体として緑味を帯びたグレイッシュな落ち着きのある色合いになっています。
帯は、万葉集に詠われた川のほとりに連なって咲く椿のイメージをデザイン化したものですが、きもの横段暈かしを川にみなすとまさに万葉歌の世界が眼前に見えるようです。
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椿
椿 椿 前部分(関東巻) 椿 前部分(関西巻) 万葉表記:椿、海石榴、都婆伎、都婆吉 河の上(へ)の つらつら椿 つらつらに 見れども飽(あ)かず 巨勢(こせ)の春野は春…
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春霞(はるがすみ)
春霞 新緑が朧に霞むイメージです。
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