やますげ考①
やますげはジャノヒゲ、あるいはヤブランとされる。いずれもキジカクシ科ヤブラン属の植物で、江戸時代まで明確に区別されなかった。
やますげは漢方の生薬「麦門冬」という名で古くから重要な薬として認識されてきた。
山のスゲということで、カヤツリグサ科スゲ属の植物とする意見もあるが、和名抄や本草和名の中に和名として「やますげ」の名があることから独立した植物と考えてよさそうである。ちなみに、万葉集には「すげ(すが)」を詠んだ歌が49首あり、やますげの13首を上回る。
やますげはジャノヒゲ、あるいはヤブランとされる。いずれもキジカクシ科ヤブラン属の植物で、江戸時代まで明確に区別されなかった。
やますげは漢方の生薬「麦門冬」という名で古くから重要な薬として認識されてきた。
山のスゲということで、カヤツリグサ科スゲ属の植物とする意見もあるが、和名抄や本草和名の中に和名として「やますげ」の名があることから独立した植物と考えてよさそうである。ちなみに、万葉集には「すげ(すが)」を詠んだ歌が49首あり、やますげの13首を上回る。
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