銀河鉄道
「銀河鉄道の夜」は宮澤賢治の様々な想いがすべて盛り込まれた魅力溢れる物語です。線路脇に広がる銀河の表現には、いかにも天文好き、鉱石好きな宮澤賢治らしさが溢れていて、彼が感じる宇宙の美しさに引き込まれます。
ジョバンニとカンパネルラが汽車の窓から見た風景。天気輪の柱、星座、三角標、空の銀色のすすき、黄色の底をしたりんどうの花のコップ、そして獣の骨、鳥を捕る人…。これらのキーワードをデザイン化して可愛い帯を染めました。お太鼓柄の左上から旅が始まり、前柄の右下のサウザンクロス(南十字星)で旅は終わります。
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