コンロンカ

崑崙とは、昔、中国の西方にあると考えられた霊山で、西王母という仙女が住み、美玉(宝石)がとれたという伝説のシャングリラ、桃源郷とされるところです。西王母は宇宙を支配する仙女で、その庭にある桃の木は三千年に一度実を付け、これを食べると寿命を延ばすとされました。

コンロンカは種子島から台湾など温かいところで見られる植物です。黄色い小さな花の周りに白い葉っぱ状のガク苞があり、それを崑崙の雪とみなしたようです。雪の見られない国で真っ白なガク苞はシャングリラ崑崙への憧れとなったのですね。

帯では、その白い葉っぱ状のガク苞が際立つよう、思いきった色使いをしています。白い葉っぱには墨で仕上げが施され、よく見ると雪の結晶も見つかります。

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