「正倉院の世界展(前期)」を観る

東京国立博物館ー正倉院の世界展
東京国立博物館ー正倉院の世界展

「御即位記念特別展ー正倉院の世界」を観てきました。
これまで、文献でしか見ることのなかった貴重な宝物を間近にして、しばし留まってゆっくり眺めていたいところでしたが、多くの来館者で会場はいっぱい。押され流されて詳細の確認ができないときは、少し離れたところから双眼鏡を使って観察しました。
前期での目当てはなんと言っても「螺鈿紫檀五絃琵琶」です。実はこの琵琶、とりよろふにとっては特別な意味がありまして、、とりよろふのマークはこの琵琶の背面にある文様を元にデザインしているのです。

螺鈿紫檀五絃琵琶ー裏面(図録より)
螺鈿紫檀五絃琵琶ー裏面(図録より)
とりよろふマーク
とりよろふマーク

それにしても、なんと美しい琵琶でしょう!今から1200年以上も昔につくられたのものとは思えません。五絃琵琶はインドが起源らしいですが、駱駝に乗って琵琶(何故かこちらは四弦)を弾く胡人の図柄から察するに、つくられたのはペルシャあたりだったのかも知れませんね。

螺鈿紫檀五絃琵琶-表面(図録より)
螺鈿紫檀五絃琵琶-表面(図録より)

会場には復元模造したものや、その制作過程を収めたVTRも上映され、当時の職人の技術の高さに驚かされます。
その他、「平螺鈿背円鏡」のつくりも一見の価値ありです。

平螺鈿背円鏡(図録より)
平螺鈿背円鏡(図録より)

前期は11月4日(月)まで。まだご覧になっていない方はお急ぎください。


御即位記念特別展「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美―」
2019年10月14日(月) ~ 2019年11月24日(日)
平成館 特別展示室

天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物を中心とした飛鳥・奈良時代の国際色豊かな造形文化に焦点を当てた特別展を開催します。本展は、正倉院宝物と法隆寺献納宝物という日本を代表する文化財が一堂に会する稀有な機会です。また、令和元年の本年にこそふさわしい、日本文化を世界に発信する展覧会です。皇室が守り伝...

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