星めぐり

星めぐり
星めぐり
星めぐり 前部分
星めぐり 前部分

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」「双子の星」に出てくる「星めぐりの歌」をテーマにつくりました。
太鼓には天の川の中に「白鳥座」「琴座」「わし座」を配しました。白鳥座の「デネブ」、琴座の「ベガ(織り姫星)」、わし座の「アルタイル(彦星)」は夏の大三角形と呼ばれます。前には天の川と「さそり座」を配しました。
絽の生地に、星座は古い星座図にあるような絵をデザインし、あっさりと糸目だけで表現しました。天の川の染めには大変手間をかけています。

星めぐりの歌

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。

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