柘榴

柘榴の文様は豊饒の意味を持ちます。
卵のようなツボミは朱色を呈し、花から実になってもずっとその鮮やかさを宿します。
狂ったように花を咲かせたかと思うと惜しげもなくボタボタと散らしながら、その極一部に実を結ばせます。一部とはいっても実が大きくなってくると相当な重さになるようで、9月、10月には枝が曲がり、木自体も傾くほどです。実が熟し、割れて中から甘そうな赤い種が姿を表すとそれを鳥に与えたり、自らその実を落として、柘榴は重荷を降ろしたといった感じです。
イラク、トルコあたりが原産地で、大変エキゾチックな不思議な面持ちを持っています。

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