旅3日目
⑩平城宮跡(前編)
朝から小雨が降るあいにくの天気になってしまいましたが、平城遷都1300年祭に沸く平城宮跡に行ってきました。まずは朱雀門から入場!
AM9:00のオープン時には朱雀門で「開門の儀」を見ることができます。
そして、第一次大極殿
歴史的なことを云々書きだすと大変なのでやめますが・・、気紛れな聖武天皇はこんな大きな都つくったのに短い期間に転々と遷都をくり返し、やっぱりここに戻ってきました。なので、初めの大極殿(第一次大極殿)と帰ってきてからの大極殿(第二次大極殿)は場所が少し違うのだそうです。
よく考えてみるとうなずけるのだけれど、都の部材は遷都の度に持ち運んで再利用していたんですね。平城京も藤原京から柱や瓦など、部材を運んでつくったそうです。こりゃ大変ですわ!
唐の長安をモデルにつくられた平城京。その中心である平城宮はとにかく大きい。だから、平城宮跡の会場を見て歩くのも大変です。天気がよければ自転車でまわることをお勧めします。
大極殿は天皇の即位式や外国使節団との面会、元日の朝賀など、国の最も重要な儀式が行われるところ。その時は天皇の玉座「高御座(たかみくら)」が置かれました。
初春の 初子の今日の 玉ばはき 手に取るからに ゆらく玉の緒
大伴家持 (巻20-4493)
孝謙天皇天平宝字二(758)年正月三日初子の日、宮中への参列者に玉箒(たまぼうき)が授けられ、そのとき大伴家持がつくった歌です。
玉箒はコウヤボウキという植物でつくったほうきで養蚕の象徴。初子の日飾られたそうで、正倉院の宝物に今も残っています。
ほうきのつかには紫色の染鹿皮を巻き、その上には金糸が巻かれ、枝には黄・緑・褐色の小さなガラス玉を挿し込んでいた・・というから、さぞ綺麗だったでしょうね。大極殿、高御座を見て、当時のことが偲ばれました。
とりよろふのきもの作品「玉箒」もご覧ください
のんびり歩きの平城宮跡会場見学は中編につづく・・・
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