奈良県立万葉文化館での打ち合わせを兼ねて、万葉のふるさとである飛鳥を、そして平城遷都1300年祭に沸く平城宮跡会場をあちこち巡ってきました。初めて訪れる飛鳥の地は、とりよろふにとっての出発点です。そしてそこは深い深い歴史とロマンが横たわっているのを肌で感じられる聖地でした。できるだけ多くの遺跡を巡りたいのでレンタサイクルを使うことにしましたが、天気にも恵まれ、最高の旅となりました。
これから少しずつこの旅の報告をしたいと思いますので、どうぞしばらくお付き合いください。
①石川池~万葉文化館
まず降り立ったのは橿原神宮前駅。万葉文化館に向かって東へ向かうと、間もなく石川池があります。
古くは「剣池」と呼ばれていて、池の東側に孝元天皇陵があります。歩いて登ることができます。
孝元天皇は『古事記』『日本書紀』に第8代の天皇と記さていて、在位が紀元前214年ごろといいますが・・・ほんとですか!?
石川池から少し南に向かうと、そこは柿本人麻呂が妻を亡くしたときに詠んだ長歌「天飛ぶや 軽の道は 我妹子が・・・(巻2-207)」の舞台となった軽の市があったあたりです。
石川池をあとにして万葉の花ごろも展の会場となる「万葉文化館」に到着。
この立派な建築物の下にも歴史のロマンが眠っています。
金・銀・ガラスなどを加工する工房や銅や鉄を鋳造する工房の跡(飛鳥池工房遺跡)が発見されたのです。まだ加工途中の富本銭も見つかり、それまで最も古いとされてきた和同開珎より20年も前に、この地で貨幣が造られていたことが分かりました。
②万葉文化館~飛鳥資料館
万葉文化館での打ち合わせも終了し、キトラ古墳壁画「四神降臨」特別公開を見るため北進して飛鳥資料館へ。
玄武、青竜、白虎、朱雀の実物を見ることができました。
筆跡からそれを描いた人の様子が感じられ、とても1300年以上の年月が経っているとは思えません。鮮やかな色彩は当時の文化の華やかさが伝わってきます。
石室の天井には「天文図」が描かれていますが、残念ながらこちらは公開されていませんでした。楽しみにしていたので残念です。
その2 ~雷丘から天の香具山へ~につづく
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