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イェライシャン その2

「イェライシャン」という言葉を始めて知ったのはもう今から20年近く前になるでしょうか。
おおたか静流さんの「REPEAT PERFORMANCE」というアルバムに収録された曲「夜来香(イェライシャン)」を聴いたときでした。なんか不思議な調べの曲だなぁ~というのが第一印象でした。

そして、植物園でその言葉の何であるかを知って以来、興味がふつふつと湧き出した次第です。

植物のイェライシャンについてはなかなか情報が集まりませんが、曲に関してはいろいろと新たなことがわかりました。

「夜来香」はもともとは日中戦争のころの中国の歌姫、李香蘭が歌った曲であること。李香蘭は本当は山口淑子という日本人であること。彼女は今のアイドルなど比較にならないほど、超スパーアイドルであったこと。

李香蘭の波乱万丈の生涯についてもっと詳しく知りたい方は劇団四季のミュージカル「李香蘭」がわかりやすいです。DVDも出ているのでどうぞご覧ください。

劇団四季「李香蘭」のホームページ
http://www.shiki.gr.jp/applause/rikoran/

 

 

ムクロジ

ムクロジ

綺麗に色づいたこの木をご存知でしょうか?

‘ムクロジ’といいます。いまでは数が減り知っている方も少なくなってしまったかもしれませんが、かつてこの木は大変重要な植栽木として、人里の水辺、多くは集落近くの小川に植えられました。なぜか? 理由は写真中央に見える丸い実にあります。下の写真は拡大したもの。

ムクロジの実

ムクロジの実

秋に熟すムクロジの実はサポニンを多量に含んでいて昔はこれを洗剤として使ったのです。
現在、石鹸や洗濯洗剤は安価で買うことができますが、江戸時代の頃はまだ一般の庶民が利用できるような品物ではありませんでした。
ムクロジの果皮を水につけておくとサポニンが溶け出しよく泡立ちます。実は乾燥させてもサポニンは変質しにくいので長く利用できます。小川の近くに植えておけば洗濯のとき大変便利だったんですね。

ところで、ムクロジの実の中には黒い種子があるのですが、それはおそらく多くの日本人がよく知っているものなのですよ。わかりますか?

ムクロジの実と種子

ムクロジの実と種子

すごく堅い種子なんです。お正月に使うものですよ。

羽根つきの羽根

羽根つきの羽根

そうです。羽子板遊びの羽根です。ムクロジの種子に染めたニワトリの羽毛を3~4本植え付けて衝羽根にしたんです。カーンという良い響きはムクロジのおかげだったんです。いまは羽子板遊びをする子どもも少なくなりました(いなくなりましたかな)。残念です。失敗したら顔に墨を塗るのが面白い。服についても落ちる墨を使って、もう一度流行らせたいものです。

そのほか、乾燥した実を使ってホイッスルもつくることができます。

ムクロジのホイッスル

ムクロジのホイッスル

ヘタの部分をうまくくりぬいてガラを取ってきれいにすれば出来上がり。簡単です。下唇にヘタの部分をあてて吹くと中の種子が回りながらホイッスルのような音が出ます。面白いですよ。是非やってみてください・・・まずはムクロジの木を探してね。

 

追記
思い出しました。
昔、泡の出る消火器にはムクロジが使われていました。
また、種子を使って数珠もつくられたそうです。

 

 

とりよろふ作品のギャラリーを設置しました

ブログにとりよろふ作品画像のギャラリーをつくりました。

右サイドメニューのカレンダーの下にリンクがあります。

メニューをクリックするとサムネイル画像リストがでます。

リスト最上部の[ スライドショーでみる ] をクリックするとスライドショーが始まります。
また、スライドショーの画像の上にマウスを乗せると画像最下部にコントロールパネルが現れますが、その一番右のボタンをクリックするとフルスクリーンでご覧いただけます。

 

たまぼうき

東京都府中市にある浅間山公園で「たまぼうき」の群生を見つけました。

たまぼうき

たまぼうき

花は小さいけれどリボンみたいでとっても可愛いのです。

たまぼうきの花

たまぼうきの花

現代名は「コウヤボウキ」

実はこの植物、養蚕に関係があるのですが、知っている人は少ないかもしれません。

詳細はこちらをご覧ください。
とりよろふ 玉箒(コウヤボウキ)

 

さねかづら

さねかづらの実が赤く熟しました。

さねかづら

さねかづら

いけばななどに使ったら趣があると思いませんか。

さねかづらの実

さねかづらの実

夏には可愛い花を咲かせます。

さねかづらの花

さねかづらの花

さね葛 後も逢はむと 夢のみに うけひわたりて 年は経につつ
柿本人麻呂歌集(巻11-2479)

後になって逢おうと、今は夢だけに祈り続けて年がたってしまうことだ。

恋しい人に逢いたいと夢の中で約束するばかりでなかなか実現しない、実らぬ片思いを嘆いた歌です。

さねかづらはちょっと暗めの山地に自生するつる植物。
分かれた蔓が長く伸びてまた先で出会うことから「会う」「来る」の枕詞に使われます。

別名は「ビナンカズラ(美男蔓)」。これは樹枝に粘液を含み、昔は水に浸出して頭髪を整える整髪料としたことからついたものです。

こちらは、とりよろふの帯

さねかづら-名古屋帯

さねかづら-名古屋帯

紬地に染めています。

 

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